こんにちは!
東京都品川区の戸越・戸越銀座の学習塾、太陽学院の亀井です。
中学生のテスト期間も終わりを迎えており、今週中に終わる学校がほとんどです。
ひとまず中学生の皆さんはお疲れ様でした!
中学3年生の皆さんは次は受験にむけて、中学1年生、2年生の皆さんは次回テストで良い点を取れるように頑張っていきましょう!
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さて本日は「青山高校高校に合格するには!偏差値・倍率・必要な内申点をプロが解説」
ということで記事を書いていきます。
「青山高校に行きたいけどどれくらい実際点数取れればいいかわからない」
「青山高校のレベルがわからない」
といったようなことを思っている方が読んでいると思います。
この記事では、そんな人とのために
・青山高校について
・青山高校の難易度
・青山高校に受かるために必要な内申点と入試点数
以上の3点についてをお届けします。
この記事を通して、青山高校について知ってもらえたら幸いです。
青山高校について
ここでは青山高校についてを紹介します。
・住所
東京都渋谷区神宮前2-1-8
・アクセス
東京メトロ銀座線外苑前駅出口3 徒歩3分
都営地下鉄大江戸線国立競技場駅 徒歩15分
JR中央・総武線信濃町駅または千駄ヶ谷駅 徒歩15分
・部活動
<運動部活>
硬式野球部、男子バレーボール部、女子バレーボール部、男子バスケットボール部、
女子バスケットボール部、ダンス部、バドミントン部、柔道部、剣道部、陸上競技部、水泳部、
サッカー部、ラグビー部、男子硬式テニス部、女子硬式テニス部、ソフト部、アルペン部
<文化部>
生物部、演劇部、美術部、軽音部、青山フィルハーモニー管弦楽団、クッキング部、漫画研究部、
百人一首部、ディベート部
・進路実績(現役)
<国公立大学>
令和2年度:87名
(東京大学:2名、東京工業大学:2名、一橋大学:6名、京都大学:5名)
令和3年度:110名
(東京大学:3名、東京工業大学:7名、一橋大学:11名、京都大学:0名)
令和4年度:82名
(東京大学:5名、東京工業大学:2名、一橋大学:9名、京都大学:0名)
令和5年度:99名
(東京大学:1名、東京工業大学:4名、一橋大学:13名、京都大学:3名)
<早慶上理>
令和2年度:208名
令和3年度:232名
令和4年度:229名
令和5年度:264名
<GMARCH>
令和2年度:283名
令和3年度:353名
令和4年度:358名
令和5年度:408名
<成成明学獨國武>
令和2年度:47名
令和3年度:33名
令和4年度:55名
令和5年度:40名
・亀井からみた青山高校
まずは学力に関して申し分ありません。
進学指導重点校に指定されていることもあり、毎年一定数の難関国立大学の現役合格者を排出しております。
↓進学指導重点校について知りたい方はこちら↓
また、難関私立大学にも多くの合格を排出しているため国立、私立ともに幅広い対応をしております。
立地も駅から近く、通いやすい印象です。
私自身は地方出身のため「青山」という名前、
立地に非常に憧れがあり学生時から都内に住んでいたら目指していた高校です。笑
青山高校の難易度
続いて難易度についてみていきます。
以下が最新3年間の応募倍率です。
| 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | 3年間男女別倍率平均 |
男子 | 1.97 | 2.25 | 2.01 | 2.07 |
女子 | 2.06 | 2.21 | 2.44 | 2.23 |
合計 | 2.01 | 2.23 | 2.22 | 2.15 |
都内でもトップクラスの人気高校の青山高校。
倍率は常に2倍を超えておりさらに進学指導重点校に指定されているため
受験生層のレベルも非常に高いです。
受験するのであれば早期からの自校作成問題の対策、内申点確保をしておきたいところです。
また偏差値は65ほどと言われています。
青山高校に受かるために必要な内申点と入試点数
では最後に青山高校に受かるために必要な内申点と入試点数をお教えします!
まずは内申点ですが、最低でも
換算内申点は60点は必要です。
オール4では難しく、主要5教科で4、実技科目全てで5のイメージです。
ただ、内申点が足りなくても、都立入試は当日のテストが全体の7割を占めるので
テストの点数次第では逆転が可能です!
続いて、入試点数についてです。以下は青山高校の自校作成問題の平均点です。
国語 | 数学 | 英語 | |
令和4年度 | 67.1 | 51.0 | 60.8 |
令和3年度 | 63.3 | 57.3 | 59.9 |
令和2年度 | 64.8 | 54.9 | 66.1 |
平成31年度 | 62.1 | 42.6 | 57.5 |
平成30年度 | 57 | 41.7 | 71.4 |
平均点 | 62.8 | 49.5 | 63.1 |
こちら合格点ではなくあくまで平均点なので、最低でもこの点数以上取れるようにしましょう!
理科・社会を当日9割、国語・数学・英語を上記5年間の平均点を取ると仮定すると
青山高校に関しては内申点と入試点数の合計が最低でも※1000点満点中775点を取るのを
目安にしましょう!(換算内申点60点計算)
※令和5年度入試からはスピーキングテスト(20点分)が加わるため1020点満点となります。
この合計点数を目安に自身の本番とるべき点数などを考えていく必要があります。
また、内申点については以下の記事でも詳しく解説してあるのでぜひご覧ください。
関連記事→【誰でもわかる】東京都の中学生は内申点(調査書点)が超重要な理由
【科目別】青山高校合格ための勉強方法
内申点などはお伝えした通りですが、
青山高校合格のためには、科目ごとにどのような勉強をすればいいのかを知ることが重要です。
特に青山高校は自校作成問題を使用しているので国語と数学と英語に関して
一般的な対策をしていたのでは間に合いません。
ですので青山高校を受ける人はスピード感を持ち勉強していく必要があります。
ここからは、5教科それぞれの勉強法を紹介していきます。
国語
国語は全部で大問が5つあり、漢字・小説文・評論文(作文)・古文の大問構成です。
問題形式は共通問題と似ておりますが、小説文であったり、評論文で共通問題にはない
「○字以内で抜き出せ」「◯字以内で書け」というような問題が出題されております。
漢字の問題は見慣れない漢字も多く難易度も高い方だと思います。
1日30分程度は最低漢字勉強をしましょう。
それ以外の小説文・評論文(作文)・古文に関してですが、分量は多いですが落ち着いて解くと
難しい問題ではありません。
どこの設問にこれくらいの時間をかけると予め作戦を立て演習をしていきましょう。
また古文問題は、共通問題と同じで、現代文や古文や漢文など異なる単元が組み合わさった問題です。
現代語訳もあるので本文と訳を照らし合わせて解きましょう。
数学
続いて数学です。大問が4つあり、小問集合、関数、円問題、空間図形の大問構成です。
難易度については小問集合等については標準ですが、各問の後半の問題になるほど難しくなります。
小問集合は幅広い範囲から出題される上に全て完答したいので数学の苦手分野を全て無くすように
まずは勉強していきましょう。
特にここ数年計算問題や作図に加えて、資料の整理問題が出題されております。
基本自己をしっかり抑えていきましょう。
また、各門時間内に全て解くのは容易ではありません。
ですので解ける範囲を確実にかつ素早く解き難しい問題に時間を割くように、
過去問などを使用して事前に演習を積みましょう。
英語
続いて英語です。リスニング1問、長文問題2問の合計3問から構成されております。
リスニング問題は共通問題のものを使用するので自校作成問題は長文問題2問となります。
問題の特徴として、内容は標準〜やや難程度の難易度の問題です。
しかし文章量は多いです。都立の共通問題が大体500語くらいなのに対し、
青山高校の英語の文章は1000語程度あります。倍です。
ですので対策として日頃から英語の文章を見て英語に慣れ時間がある際は
長文を必ず制限時間を設けて読むというのをしましょう。試験本番は緊張します。
だからこそ時間に余裕を残すように文章を読んでいかなければなりません。
また長文問題の中で、文章の並び替え問題や40〜50字程度の英作文もあります。
並び替え問題に対しては前提として中学内容の文法知識を叩き込んでおくこと、
英作文に関しては「こういう風に伝えたい時はこういう風に書く」という書き方を
知識の引き出しに入れておきいつでも取り出せる訓練(毎日一つでも英作文を書く)をしましょう。
社会
続いて社会です。
大問が6つで小問集合、3分野の融合問題(応用)、
歴史分野、地理(日本)、地理(世界)、公民から構成されています。
3分野ともに教科書などで黒字で表示されている重要語句をまず覚えましょう。
その上で、
歴史ならいつにその出来事が起きたかを時系列順で言えるようにすること、
地理であれば毎年出る雨温図の問題や地域の特色を抑えること、
公民であれば図表の読み取りが重要になってくるので問題文と図表の読み方をマスターすること
などが重要なります。
必要事項を覚えてから各問題集で対策をしていきましょう。
各大問の対策は以下の記事にかなり詳しく記載しているのでぜひそちらをご覧ください!
関連記事→都立高校入試(社会)の傾向と対策[受験のプロが解説]
理科
最後は理科です。
理科は地学・生物・化学・物理の分野から満遍なく出題されます。
理科に関してもまず行うべきこととしては、
教科書などで黒字で表示されている重要語句の暗記となぜその現象が起きるかを抑える
2点を行いましょう。
理由としてはまず前提として重要語句を知らないと話にならず、
都立の入試傾向として実験中心の問題で問題文が長い傾向にあり、
単に知識の暗記だけでは解けない問題も多くなるからです。
場合によれば「そんな実験見たこと聞いたこともない!」ということもあり得るかもしれません。
ですので「知っている知識から、その実験に当てはまる知識を探し出す」という訓練を
する必要があります。
ただしその演習よりも先に、
教科書などで黒字で表示されている重要語句の暗記となぜその現象が起きるかを抑えましょう。
また最後にですが理科も社会も完答問題が多くなってきている傾向があります。
これが意味することとして知識の抜け漏れで一つミスをしたらそのせいで点数を失うということです。
それを防ぐためにも日々演習・復習を心がけましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
高校合格のためには、
①内申点の獲得
②当日入試の獲得
以上の2点が必要になります。
また最後には各教科の対策もお話しさせていただきました。
今の自身のレベルと、行きたい高校のレベル両方からみて計画を立てなければなりません。
(苦手教科の克服、得意教科を伸ばす、いつまでにこの勉強をすべきかなど)
しかし、そのような課題設定や学習計画の設定に点数の獲得に不安を覚える方も多いと思います。
太陽学院ではそんな生徒達のために「自習コンサルティング」というサポートをしております。
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太陽学院の提携事業画像
愛媛大学工学部卒、愛媛県立伊予高校出身。太陽学院代表講師。
某大手芸能イベント会社、プログラマーを経て塾講師として太陽学院創業者である加瀬真一氏に師事。
中学時代は学年真ん中ぐらいだった成績が高校時代に培った
『逆算する勉強法』で高校3年間は学年トップに。
大学時代には成績優秀者に選ばれ表彰。
現在は一人一人に寄り添った授業を展開し生徒から厚い信頼を得ている。
小中高生向けプログラミングスクールTechChance!戸越駅前校の運営も行っている。
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