こんにちは!太陽学院の亀井です!
新学期も始まりいかがお過ごしでしょうか?
新型コロナウイルスの影響もあり思うような学校生活が送れていないかもしれませんが
友人・部活動・勉強など様々な面で新しいものに出会います。
体調に気をつけて過ごしましょう!
ということで本日は都立立高校入試を突破するための仕組みやボーダーラインを、
できるだけわかりやすくまとめました。
都立高校入試で志望校への合格を狙うあなたに向けて、
入試の仕組みから入試結果分析を行い、合格に向けた受験戦略と受験計画について書いていこうと思います。
新しい塾選びや受験に向けて頑張りたい時期です。
皆様の参考にしていただけますと幸いです。
都立高校への合格対策は?入試状況を把握しよう!
まずは仕組み、入試科目、配点に関してです。
東京都教育委員会のHP情報をまとめています。
仕組み、入試科目、配点
基本的に東京都の全日制高校の一般入試の入学者選抜は、分割募集という
あらかじめ募集人員を分割し、第一次募集期間における募集(分割前期募集)と
第二次募集期間における募集(分割後期募集)の2回に分けて募集を行う学校があります。
また、第一次募集の結果、入学手続人員が募集人員に達しない学校が、第二次募集を行います。
しかし基本的には分割前期募集でほとんど(99%と言ってもいいくらい)決まります。
理由は、分割後期募集を行っている学校がある程度限られている点、そもそも実施しない高校もあるからです。
以下が令和3年度の分割後期募集を実施している高校(一部抜粋)です。
いかがでしょうか?おそらくほとんどないと思う人が多いと思います。
ですから都立高校の一般入試では前期募集で全ての力を出し切る必要があります。
続いて入試科目と配点についてみていきましょう。
・前期分割募集 配点:1000点満点(学力検査700点換算+調査書点300点換算) 科目:5科目(国語・数学・英語・理科・社会) ▷学力検査について (国語・数学・英語・理科・社会)×100点満点(計500点満点)を700点満点に換算。 ▷調査書点について 中学3年次の調査書 (国語・数学・英語・理科・社会の各5段階評価の総和) + (音楽・美術・技術家庭・保健体育の各5段階評価の2倍の総和)した点(計65点満点)を300点満点に換算。
・後期分割募集 配点:1000点満点(学力検査600点換算+調査書点400点換算) 科目:3科目(国語・数学・英語) ▷学力検査について (国語・数学・英語)×100点満点(計300点満点)を600点満点に換算。 ▷調査書点について 中学3年次の調査書 (国語・数学・英語の各5段階評価の総和) + (理科・社会・音楽・美術・技術家庭・保健体育の各5段階評価の2倍の総和)した点(計75点満点)を 400点満点に換算。
高校によってプラスで面接や実技試験、小論文があったり傾斜配点があったりする場合がありますが
基本的には以上のポイントをおさせておけば大丈夫です。
先ほどもお伝えした通り、前期分割募集でほとんど決まるとなると
皆様に注目してもらいたいのは前期分割募集のところとなります。
そして何より今回この記事で知って頂きたのは、
調査書点、内申点という方が馴染みのある方は多いかもしれません。
ここの点数で入試全体の3割が決まります。しかも、中学3年次の調査書です。
僕が生まれたところは中学生活3年間の調査書点が使用されていたので、
受験を意識した3年次には3分の2が決まっておりました。
それと比較しても都立入試では3年次のみの調査書点を使用するのである意味逆転がしやすくなります。
ですのでこれをみている中学3年生の生徒、保護者様は明日から学校でのテストに向けて
今まで以上に頑張らないといけません。
僕のみてきた生徒たちでも中学3年に上がる前まではオール3に近い成績であった子が、
中学3年になり最終的にオール5近くまであげ、2年までの成績では考えることもできなかった
志望校へ合格した生徒も見てきました。
内申点については以下の記事でも詳しくまとめていますので、そちらもご覧ください。
関連記事→都立高校入試(東京都)を突破するために!プロが語る対策と仕組み
入試結果
続いて、入試結果について見ていきたいと思います。
もっとも倍率が高かったのは男女ともに三田高校、続いては男子は田園調布高校、女子は青山高校です。
いずれの高校も学力レベルの高い高校となっております。
倍率に関しては毎年若干の変動はあるものの、だいたい毎年同じくらいに落ち着きますが今年は特に
三田高校人気が高かったように思えます。
定員割れを起こした場合
それでは定員割れをした場合どうなるか。
結論落ちることは少ないと思います。これは私が見てきただけですが、
定員割れをしている高校を受け落ちた人は見たことないからです。
ですが他の県では定員割れでも落ちる場合があり、
各高校ごとに「基準点」という最低ラインの得点が定められており、
これを超えていない場合不合格となる場合があるようです。
(ちなみに僕が生まれた県はそうでした。)
ですので油断禁物で最後まで勉強しておく必要があります。
都立高校入試の受験戦略。内申点や試験のボーダーラインを抑える!
内申点などの戦略
受験戦略としては先ほど述べたように、調査書点(内申点など)が重要となってきます。
どうしても、志望校に対しそれなりの内申点がないと本人がいくら行きたいと言っても難しいものがあります。
具体的にどのくらいの内申点が必要になってくるのかは、東京都の受験に精通している人に聞くのが一番です。
もちろん私が運営する太陽学院では、全ての生徒に具体的な内申点の獲得基準を伝えています。
太陽学院ブログでは都内の代表的な都立高校の目標とすべき内申点や点数(ボーダーライン)をまとめています。あなたの志望校があれば見てみましょう。
例:雪谷高校編 まずは内申点ですが、最低でも換算内申点は43点は必要です。 オール3では難しく、主要5教科で4、実技科目で3 もしくは主要5教科はオール3の実技科目で4が2教科くらいのイメージです。 続いて、入試点数についてです。 最低でも換算点数500点は必要です。(換算内申点43点計算) 1教科72点を獲得するイメージですね。 引用:雪谷高校合格に必要な 内申点と当日の入試点数は!?受験のプロが解説!
関連記事→戸山高校編
関連記事→新宿高校編
関連記事→田園調布高校編
関連記事→小山台高校編
関連記事→三田高校編
関連記事→青山高校編
関連記事→駒場高校編
関連記事→竹早高校編
高校受験当日のテストの戦略
続いてテストの戦略についてです。
まずお話しさせて頂きたいのは、都立入試の問題は例年問題傾向は基本的に同じです。
難易度は年によってばらつきが大きくあります。
ちなみに昨年度に関しては例年よりも難しかった印象です。
また内申点のみならず、志望校によって当日テストの獲得点数も違います。
上記の関連記事などから各高校に受かるのに必要な点数を見てみてください。
国語の対策
ここからは主要3科目の対策方法についてまとめていきます。
この3科目は特に時間がかかる科目です。今日この記事を見終わった瞬間から勉強しましょう。
まず国語は基本的に、大問5つ構成で大問4に作文があります。
まずできる対策としては大問1、大問2の漢字です。
ここで20点分もあるので基本的には満点、1問ミスが理想です。
学校の授業で習った漢字やテキスト1冊を買いそれを毎日◯個覚えるといった形で行いましょう。
数学の対策
続いて数学です。
数学はまず大問5つ構成です。
大問1の小問集合ここは絶対に落としてはいけません。
ここを落とすようであれば数学8割以上は難しいでしょう。
計算問題、公式の活用、作図を練習しまずは大問1で満点を目指しましょう。
英語の対策
続いて英語です。
英語は大問4つです。まずしないといけないのが単語と文法です。
理由はこれができないと文章が読めません。都立の英語の問題はほとんどが長文問題です。
ですので「都立の英語問題で点を取る=長文問題を制覇する」
といってもおかしくありません。ならばどのように制覇するのか。
それはやはり単語と文法です。よく小手先のテクニックから得ようとする人がいますがそれは大違いです。
地道にまずは単語帳を眺め、文法問題を解いていきましょう。
都立高校受験の合格対策戦略のまとめと最後に
先ほど調査書点(内申点の面)からの戦略でも書いたように、
都立高校入試では調査書点と相談してから志望校を選択することになります。
また、当日のテストでも戦略が必要です。
例えば、目標得点500点満点で400点だった場合、5科目全てで80点ずつ取る必要はないのです。
得意な科目で90点奪取し、苦手科目では70点を目安にという戦略もアリです。
目標点に対し、自分が一番達成しやすい得点配分を考えるのも大切な戦略であるといえます。
少し長めの記事となってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
あなたに役立つ情報があったでしょうか?
さらに、この記事に書いた戦略以外にもまだまだ具体的な戦略があります。
そして、何よりここに書いた戦略・計画があなたに合っているとは限りません。
学校や塾の授業の活かし方も人によって違ってきます。
大手予備校や塾の授業も上手く活かさなければ、貴重な時間の無駄となってしまいます。
そんな不安なあなたには、
この記事を作成した太陽学院がサポートを行いますので、是非ご気軽にご相談ください。
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ぜひお待ちしています。
太陽学院の提携事業画像
愛媛大学工学部卒、愛媛県立伊予高校出身。太陽学院代表講師。
某大手芸能イベント会社、プログラマーを経て塾講師として太陽学院創業者である加瀬真一氏に師事。
中学時代は学年真ん中ぐらいだった成績が高校時代に培った
『逆算する勉強法』で高校3年間は学年トップに。
大学時代には成績優秀者に選ばれ表彰。
現在は一人一人に寄り添った授業を展開し生徒から厚い信頼を得ている。
小中高生向けプログラミングスクールTechChance!戸越駅前校の運営も行っている。
コメント
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