こんにちは!
東京都品川区の戸越・戸越銀座の学習塾、太陽学院の亀井です。
今年も塾長は資格試験の勉強を行なっております。
昨年は数学検定、世界遺産検定、心理カウンセラーの資格を取得をしました!
今年の目標は、FP、情報系の国家資格の取得を目指して勉強中です。
塾生も勉強している中、塾長も勉強中です。
(生徒に勉強しなさいと言っている中塾長も勉強しないといけませんよね・・・!)
生徒に負けじと頑張ります!!
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ということでこの記事をご覧になったあなたは
「科学技術高校に行きたいけどどれくらい実際点数取れればいいかわからない」
「科学技術高校のレベルがわからない」
「科学技術高校と調べたら出てきたから」
といったようなことを思っている方が読んでいると思います。
この記事では、そんな人とのために
・科学技術高校について
・科学技術高校の難易度
・科学技術高校に受かるために必要な内申点と入試点数
以上の3点についてをお届けします。
また、最後には各教科の対策方法(共通問題)を伝授します。
この記事を通して、
科学技術高校について知ってもらえたら幸いです。
科学技術高校について

ここでは科学技術高校についてを紹介します。
・住所
東京都江東区大島1-2-31
・アクセス
- 東京メトロ半蔵門線「住吉」駅または
都営新宿線「住吉」駅「西大島」駅下車徒歩8分 - 錦糸町駅南口から、
①都バス(東22)東京駅丸の内北口行または
東陽町駅行約7分「猿江2丁目」下車 徒歩5分
②都バス(錦28)東大島行約8分「大島2丁目」下車徒歩2分
③徒歩約20分 - 亀戸駅から、
①都バス(亀29)なぎさニュータウン行約6分「大島1丁目」下車徒歩5分
②都バス(亀24)葛西橋行約5分「西大島駅前」下車徒歩約8分
③徒歩約20分 - 東京メトロ東西線「東陽町」駅から、
都バス(東22)錦糸町駅行約8分「猿江2丁目」下車徒歩5分
・部活動
<運動部>
サッカー部、ラグビー部、硬式テニス部、陸上競技部、剣道部、柔道部、
バスケットボール部、バレーボール部、バドミントン部、卓球部、水泳部、
アウトドアライフ部、硬式野球部、ダンス部
<文化部>
科学研究部(物理・数学班)、科学研究部(生物化学班)、科学研究部(生活科学班)、
演劇部、MCG部、機械工作部、ロボット部、囲碁将棋部、写真部、吹奏楽部、
調理科学部、茶華道部、鉄道研究部、園芸部
<同好会>
LEGO競技同好会、魚類研究同好会、美術愛好会、
フライングオブジェクトプロジェクト、奇術愛好会
・進路実績(2022年・現役)
国公立大学:9名
早慶上理: 4名
GMARCH:0名
成成明学獨國武:3名
日東駒専:13名 等
・亀井からみた科学技術高校
科学技術高校は都立高校で初めて「科学技術科」が設置された学校です。
多摩科学技術高校も都立の科学技術科の高校の1つです。
関連記事→多摩科学技術高校に合格するには!偏差値・倍率・必要な内申点をプロが解説
多摩科学技術高校同様、科学技術高校も令和3年度から、
再度スーパーサイエンスハイスクールに指定されました。
そんな科学技術高校の進学実績は「数」としては非常に多い!というわけではないものの、
- 理系大学への進学実績の高さ
- 指定校の多さ(早稲田、上智、東京理科大など)
- 在籍中の研究実績を使用した受験
など科学技術高校ならではの特徴が目立ちます!
また、令和5年度の最新入試では東京大学への推薦入試合格者を輩出するなど
目覚ましい活動をしております。
研究できる分野としては、
第1分野(機械・制御工学系)、第2分野(電子・情報工学系)、第3分野(化学・バイオ系)
に分かれており、1年次は3つの分野を一通り学び、2年次以降分野の選択、
しかも全員が希望の分野を選択できるそうです。
関連記事→今更聞けない!?都立高校の種類について受験のプロが解説!①
科学技術高校の難易度

続いて難易度についてみていきます。
以下が最新3年間の応募倍率です。
2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | 3年間倍率平均 | |
男女合計 | 1.88 | 1.87 | 1.52 | 1.75 |
倍率は比較的高めに出ております。
東京都立産業技術高等専門学校との併願が多いです。
その科学技術高校の偏差値は45ほどと言われています。
関連記事→東京都立産業技術高等専門学校に合格するには!偏差値・倍率・必要な内申点をプロが解説
科学技術高校に受かるために必要な内申点と入試点数

では最後に科学技術高校に受かるために必要な内申点と入試点数をお教えします!
まずは内申点ですが、最低でも
換算内申点は38点は必要です。
主要教科5科目において4科目が3、残り1科目が2、
副教科4科目においてオール3のイメージです。
続いて、入試点数についてです。
ここで注意なのが科学技術高校は数学・理科の点数が1.5倍されます。
ですのでテストは600点満点となります。
その上で最低でも換算点数395点は必要です。(換算内申点38点計算、換算点数700点満点)
数学・理科を60点ずつ(傾斜後、数学・理科は各90点)、
国語・社会・英語の3教科のうち2教科で55点、1教科で50点獲得し、
700点換算すると397点となります。
科学技術高校に関しては内申点と入試点数の合計が
※1000点満点中570点を取るのを目安にして
考えていただければ大丈夫です。
※令和5年度入試からはスピーキングテスト(20点分)が加わるため1020点満点となります。
この合計点数を目安に自身の本番とるべき点数などを考えていく必要があります。
関連記事→【誰でもわかる】東京都の中学生は内申点(調査書点)が超重要な理由
【科目別】科学技術高校合格ための勉強方法
内申点などはお伝えした通りですが、
科学技術高校合格のためには、科目ごとにどのような勉強をすればいいのかを知ることが重要です。
ここからは、5教科それぞれの勉強法を紹介していきます。
特に数学・理科は傾斜がかかるので非常に重要な科目となってきます。
国語
共通問題の国語は全部で大問が5つあり、漢字・小説文・評論文(作文)・古文の大問構成です。
まず全体を通しての対策として、日常生活の中に紙媒体で文字を読む習慣を取り入れましょう。
普段の生活で電子機器に目を通す機会が多いため、紙媒体で文字に触れる機会が少なくなってきているように思えます。
そうなると困難になるのが長い文章を読むということです。
電子機器で見る情報は短くまとめられていることが多いので長い文章を見ることは少ないのですが
実際の入試問題は今のところそうではありませんので文字を読む習慣を取り入れましょう。
また、漢字の勉強を行いましょう。漢字がわからないと文は読めません。
しかも大問1、2は漢字の読み取りと書き取り問題ですので損はありません!
その他の各大問の対策は以下の記事にかなり詳しく記載しているのでぜひそちらをご覧ください!
関連記事→都立高校入試(国語)の傾向と対策[受験のプロが解説]
数学
続いて数学です。大問が5つあり、小問集合、式の利用、関数、平面図系、空間図形の大問構成です。
都立問題の特徴として、正答率が10%以下を下回る問題が存在します。
なので解く問題、解かない問題をあらかじめ決めておくことが重要です。
数学が得意で周りと差をつけたい人は解き、苦手な人は解かずに他の問題で点数を獲得しましょう。
ただ、苦手な人得意な人共通していえるのは、
大問1は必ず全問正解しないといけません。大問1だけで46点分あります。
ここを獲得できずに先には進めません。
ですので都立数学の攻略の一歩目はまず大問1の問題をしっかり解けるようにすることですね。
その他の各大問の対策は以下の記事にかなり詳しく記載しているのでぜひそちらをご覧ください!
関連記事→都立高校入試(数学)の傾向と対策[受験のプロが解説]
英語
続いて苦手な人が多い英語についてです。
「長文問題を制する者は都立の英語問題を制す」と私は思っております。
なぜかというと基本的に都立の英語は長文問題がメインだからです。
大問全部で4問あり、内3問が長文問題(残り1問はリスニング)です。
だからこそ「長文問題を制する者は都立の英語問題を制す」と考えます。
ではその長文問題を制するために受験生がすべきことは何か?
それは、単語と文法です。単語が分からなければ言葉の意味がわからず、
文法がわからないと単語のつながり、正確な訳ができません。
だからこそ単語と文法を地道に勉強していく必要がありそれが長文を読めるようになる正攻法です。
もちろん都立受験特有の問題の出題傾向もあり、
その問題を解くためのテクニックも存在しますが、文が読めないとそれも意味をなしません。
ですのでまずは読めるような準備(単語と文法)をしていきましょう。
各大問の出題傾向は以下の記事にかなり詳しく記載しているのでぜひそちらをご覧ください!
関連記事→都立高校入試(英語)の傾向と対策[受験のプロが解説]
社会
続いて社会です。
大問が6つで小問集合、3分野の融合問題(応用)、
歴史分野、地理(日本)、地理(世界)、公民から構成されています。
3分野ともに教科書などで黒字で表示されている重要語句をまず覚えましょう。
その上で、
歴史ならいつにその出来事が起きたかを時系列順で言えるようにすること、
地理であれば毎年出る雨温図の問題や地域の特色を抑えること、
公民であれば図表の読み取りが重要になってくるので問題文と図表の読み方をマスターすること
などが重要なります。
必要事項を覚えてから各問題集で対策をしていきましょう。
各大問の対策は以下の記事にかなり詳しく記載しているのでぜひそちらをご覧ください!
関連記事→都立高校入試(社会)の傾向と対策[受験のプロが解説]
理科
最後は理科です。
理科は地学・生物・化学・物理の分野から満遍なく出題されます。
理科に関してもまず行うべきこととしては、
教科書などで黒字で表示されている重要語句の暗記となぜその現象が起きるかを抑える
2点を行いましょう。
理由としてはまず前提として重要語句を知らないと話にならず、
都立の入試傾向として実験中心の問題で問題文が長い傾向にあり、
単に知識の暗記だけでは解けない問題も多くなるからです。
場合によれば「そんな実験見たこと聞いたこともない!」ということもあり得るかもしれません。
ですので「知っている知識から、その実験に当てはまる知識を探し出す」という訓練を
する必要があります。
ただしその演習よりも先に、
教科書などで黒字で表示されている重要語句の暗記となぜその現象が起きるかを抑えましょう。
また最後にですが理科も社会も完答問題が多くなってきている傾向があります。
これが意味することとして知識の抜け漏れで一つミスをしたらそのせいで点数を失うということです。
それを防ぐためにも日々演習・復習を心がけましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
高校合格のためには、
①内申点の獲得
②当日入試の獲得
以上の2点が必要になります。
今の自身のレベルと、行きたい高校のレベル両方からみて計画を立てなければなりません。
(苦手教科の克服、得意教科を伸ばす、いつまでにこの勉強をすべきかなど)
しかし、そのような課題設定や学習計画の設定に点数の獲得に不安を覚える方も多いと思います。
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太陽学院の提携事業画像


愛媛大学工学部卒、愛媛県立伊予高校出身。太陽学院代表講師。
某大手芸能イベント会社、プログラマーを経て塾講師として太陽学院創業者である加瀬真一氏に師事。
中学時代は学年真ん中ぐらいだった成績が高校時代に培った
『逆算する勉強法』で3年間学年トップに。
大学時代には成績優秀者選ばれ表彰。
現在は一人一人に寄り添った授業を展開し生徒から厚い信頼を得ている。
小中高生向けプログラミングスクールTechChance!戸越駅前校の運営も行っている。