
こんにちは!
東京都品川区戸越・戸越銀座、大田区池上の学習塾、太陽学院の亀井です。
今回はタイトルにある通り「都立高校と私立高校の学費比較」 について記載していきます!
なぜこの記事を書こうと思ったかというと、
最近の保護者との面談でよく「授業料無償化の影響」で、
「学費差って実際あるの?都立に行くべき?私立に行くべき?」とお話しいただきます。
おそらくこのように困っている保護者、生徒の方々が大勢いらっしゃるのだろうと思い
この記事を書くことにしました。
東京都では近年、私立高校授業料実質無償化の制度が拡充されたことで、
「昔ほど都立と私立の学費差はないらしい」
「それなら私立高校も選択肢に入るのでは?」
と考えるご家庭が増えてきました。
実際に私も保護者面談の中で、
「授業料が無償なら都立と私立の違いは何ですか?」
「結局3年間でどれくらい費用が違うのでしょうか?」
という質問をいただく機会が非常に増えています。
しかし、ここで注意したいのは、無償化の対象となるのは主に授業料であり、
高校生活でかかる費用は授業料だけではないということです。
入学金や施設設備費、制服代、修学旅行費など、学校によってさまざまな費用が発生します。
そのため、「授業料が無償だから私立も都立も同じ」と考えてしまうと、
入学後に想定外の出費が発生する可能性もあります。
そこで本記事では、
・都立高校と私立高校の学費は実際にどれくらい違うのか
・授業料無償化によって何が変わったのか
・学費以外にかかる費用はどれくらいあるのか
・高校選びで本当に見るべきポイントは何か
について、できるだけ分かりやすく解説していきます。
これから高校受験を迎える受験生や保護者の方は、ぜひ学校選びの参考にしてください。
✅ 本記事は2026年6月時点の制度・情報をもとに執筆しています。
それではどうぞ!
都立高校と私立高校の学費はどれくらい違う?

結論からお伝えすると、授業料無償化によって以前ほど大きな差はなくなりました。
一昔前までは、
- 都立高校=安い
- 私立高校=高い
というイメージが一般的でした。
実際に授業料だけを比較しても、私立高校は都立高校より年間数十万円高いケースが多く、
学費面を理由に都立高校を第一志望にするご家庭も少なくありませんでした。
しかし現在は、東京都の私立高校授業料実質無償化制度などにより、
授業料の負担は大きく軽減されています。
そのため、
「学費が安いから都立」
という理由だけで高校を選ぶ時代ではなくなりつつあります。
一方で、授業料以外の費用については依然として都立高校と私立高校で差があります。
例えば、
- 入学金
- 施設設備費
- 制服代
- 修学旅行費
- ICT機器関連費用
などは学校ごとに大きく異なります。
そのため、高校選びでは授業料だけではなく、「3年間で実際にいくらかかるのか」を確認することが重要です。
高校授業料無償化とは?

近年ニュースなどでよく耳にする「高校授業料無償化」。
東京都では2026年度から所得制限が撤廃され、多くの家庭で私立高校の授業料が実質無償となりました。
実際に保護者面談でも、
「私立高校も無償なんですよね?」
「都立と私立の学費差はもうないんですか?」
という質問をいただく機会が増えています。
しかし、高校授業料無償化には「国の制度」と「東京都独自の制度」があり、それぞれ内容が異なります。
まずは制度の概要を確認しておきましょう。
国の高等学校等就学支援金制度
国では「高等学校等就学支援金制度」を実施しています。
2026年度からは所得制限が撤廃され、すべての世帯が支援の対象となりました。
2026年度では私立高校については年間最大45万7,200円、公立高校については年間11万8,800円が支給されます。
そのため、都立高校の授業料は実質無償となっています。
東京都独自の授業料軽減助成金制度
東京都では国の制度に加え、独自の授業料軽減助成金制度を実施しています。
東京都内在住の生徒が都内私立高校へ通う場合、国の就学支援金と東京都の助成金を合わせて、
東京都内私立高校の平均授業料相当額まで支援を受けることができます。
2026年現在は実質的に年間約50万円程度まで補助されるため、
多くの私立高校で授業料負担がほぼ発生しない状況となっています。
そのため、
- 学費が高いから私立高校は無理
- 都立高校しか選択肢がない
という時代とは大きく状況が変わっています。
無償化になっても無料ではない
ただし、ここで注意したいのは、
「授業料無償化=高校生活にかかる費用がすべて無料になる」わけではない
ということです。
実際には、
- 入学金
- 制服代
- 教材費
- 修学旅行費
- ICT機器費用
- 学年積立金
- 施設設備費
などは別途必要になります。
例えば、私立高校では授業料以外に入学金が平均約16万円、施設設備費が平均約15万円程度かかるケースもあります。授業料が無償化されても、初年度だけで30万円以上の自己負担が発生することは珍しくありません。
そのため、高校選びでは「授業料が無償だから大丈夫」と考えるのではなく、
3年間で実際にどれくらいの費用がかかるのか
という視点で確認することが大切です。
次の章では、都立高校と私立高校の学費を具体的に比較していきます。
実際にどれくらい差がある?都立高校と私立高校の学費を比較
では、授業料無償化によって都立高校と私立高校の費用差はどのくらいになっているのでしょうか。
今回は一例として、都立高校と私立高校の公開されている学費データをもとに、3
年間でかかる費用を比較してみました。
もちろん学校によって金額は異なりますが、「授業料無償化後でもどの程度の差が残るのか」をイメージする参考としてご覧ください。
都立高校と私立高校の学費比較(授業料無償化後の一例)
| 項目 | 都立高校(例) | 私立高校(例) |
|---|---|---|
| 入学料・入学金 | 5,650円 | 250,000円 |
| 制服・学用品等 | 67,100円 | 130,000円 |
| 教科書代(概算) | 約98,000円 | 約90,000円 |
| 施設設備費・維持費 | ― | 696,000円 |
| その他 | 289,000円 | 361,200円 |
| 3年間実質負担額 | 約46万円 | 約144万円 |
| 差額 | 約98万円 |
※授業料無償化制度を利用した場合の概算です。
※学校やコースによって納入金額は大きく異なります。
※本表は各校が公表している令和7年度時点の資料をもとに作成しています。制度改正や学年、選択科目等により実際の費用は変動する場合があります。
※正確な費用や最新情報については、必ず各学校の募集要項・学校説明会・個別相談会等でご確認ください。
このように授業料無償化によって授業料の負担は大きく軽減されましたが、
入学金や施設設備費、維持費などの違いから、
3年間では約100万円近い差が生じるケースもあります。
そのため、「無償化になったから私立と都立は同じ」と考えるのではなく、
学費も含めて進学先を検討することが大切です。
一方で、現在でも多くの家庭が私立高校を選択しています。
では、私立高校にはどのような魅力があるのでしょうか。

なぜ私立高校を選ぶ家庭も多いのか

ここまで見ると、「それなら学費の安い都立高校の方が良いのでは?」と思われる方もいるかもしれません。
確かに学費だけを比較すると、都立高校の方が負担を抑えやすい傾向があります。
しかし実際には、授業料無償化が始まった現在でも多くの家庭が私立高校を選択しています。その理由は、学費以上の価値を感じる教育環境やサポート体制にあります。
手厚い学習サポート
私立高校の大きな特徴の一つが学習サポートの充実です。
放課後講習や長期休暇中の講座、補習授業などを実施している学校も多く、生徒一人ひとりに合わせた学習支援が行われています。
特に大学受験を見据えた進学校では、受験対策講座や面談制度が整備されていることも珍しくありません。
「勉強の習慣をしっかり身につけたい」
「学校でも受験サポートを受けたい」
という生徒にとっては大きな魅力と言えるでしょう。
指定校推薦や進路サポートが充実している
私立高校の中には、多くの指定校推薦枠を持つ学校があります。
GMARCHや日東駒専など人気大学への推薦制度を活用できる場合もあり、進路選択の幅が広がります。
また、総合型選抜や学校推薦型選抜へのサポートに力を入れている学校も増えており、
- 面接対策
- 志望理由書指導
- 小論文対策
などを学校主導で行うケースもあります。
大学受験の方法が多様化している今、こうしたサポートは大きなメリットと言えるでしょう。
充実した施設・設備
私立高校では施設や設備に力を入れている学校も少なくありません。
例えば、
- 冷暖房完備の自習室
- ICT対応教室
- 人工芝グラウンド
- トレーニングルーム
- 充実した図書館
など、学習面や学校生活を支える環境が整備されています。
もちろん学校によって差はありますが、設備面を重視するご家庭にとっては魅力的なポイントです。
ICT教育が進んでいる学校も多い
近年はタブレット端末やオンライン学習システムを活用した授業も一般的になっています。
私立高校の中には、
- 一人一台端末の活用
- デジタル教材の導入
- AI教材の利用
- オンライン英会話
など、時代に合わせた教育を積極的に取り入れている学校もあります。
今後の社会で必要となるICTスキルを身につけるという意味でも注目したいポイントです。
独自の教育プログラム
私立高校では学校ごとの特色が非常に強いことも特徴です。
例えば、
- 英語教育に力を入れている学校
- 海外研修が充実している学校
- 探究学習に力を入れている学校
- 理系教育に特化した学校
- 大学附属校として内部進学制度を持つ学校
など、それぞれ異なる魅力があります。
高校生活で何を重視したいのかによって、学校選びの基準も変わってきます。
高校選びで後悔しないために
高校選びでは学費だけでなく、さまざまな視点から比較することが大切です。
特に次の4つは必ず確認しておきたいポイントです。
学費
授業料無償化によって負担は軽減されていますが、入学金や施設設備費、制服代、修学旅行費などは学校によって大きく異なります。
入学時に必要な費用だけでなく、3年間でどの程度の負担になるのかを確認しておきましょう。
通学時間
高校は3年間通う場所です。
通学時間が長すぎると、
- 朝早く起きる必要がある
- 勉強時間が減る
- 部活動との両立が難しくなる
などの影響が出ることがあります。
学校の雰囲気だけでなく、実際に通える距離かどうかも重要な判断材料です。
校風・学校の雰囲気
同じ偏差値帯の学校でも、校風は大きく異なります。
- 自由な校風
- 面倒見の良い学校
- 部活動が盛んな学校
- 進学重視の学校
など、それぞれ特色があります。
パンフレットだけでは分からないことも多いため、学校説明会や文化祭などに参加して実際の雰囲気を確認することをおすすめします。
進学実績
大学進学を考えている場合は、進学実績も重要です。
ただし、単純に合格者数だけを見るのではなく、
- GMARCHへの進学者数
- 国公立大学への進学者数
- 指定校推薦の充実度
- 総合型選抜への対応状況
なども確認すると、より実態に近い学校の特徴が見えてきます。
高校選びに正解はありません。
大切なのは、「学費が安いから」「偏差値が高いから」という理由だけで決めるのではなく、
お子さまの性格や目標に合った学校を選ぶことです。
ぜひ学校説明会や個別相談会にも参加し、実際の雰囲気を確認したうえで進学先を検討してみてください。
太陽学院の評判

ここまで記事を読んでいただきありがとうございます!
この記事を執筆している太陽学院の「評判」は一体どうなの?と思った方もいると思います。
そんな方達のために以下に太陽学院の卒塾生たちのインタビューをまとめています!
実際に通塾していた生徒たちのリアルな声を感じてもらえたらと思います!!
関連記事→太陽学院の評判って実際にどうなの!?「卒塾生インタビュー」
まとめ|都立高校と私立高校の学費比較【授業料無償化後】
東京都では高校授業料無償化制度の拡充により、
以前と比べて都立高校と私立高校の授業料負担の差は大きく縮まりました。
しかし、今回ご紹介したように、
私立高校では入学金や施設設備費、維持費などが必要となるため、
3年間の学費総額では都立高校と私立高校で約100万円近い差が生じるケースもあります。
そのため、
- 都立高校と私立高校の学費比較
- 高校授業料無償化の内容
- 学校ごとの教育環境や進学実績
を総合的に確認したうえで進路選択を行うことが大切です。
特に高校受験では、
「学費が安いから都立高校」
「大学進学に有利そうだから私立高校」
といった単純な理由だけで決めるのではなく、
- 通学時間
- 校風
- 進学実績
- 指定校推薦の充実度
- 学習サポート体制
なども比較しながら、お子さまに合った学校を選ぶことが重要です。
太陽学院では、都立高校・私立高校の特徴や受験情報を踏まえながら、
一人ひとりに合わせた進路指導を行っています。
「都立高校と私立高校で迷っている」
「高校授業料無償化後の学費について詳しく知りたい」
「志望校選びを相談したい」
という方は、お気軽にご相談ください。
一人ひとりに合った進路選択を一緒に考えていきましょう。
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太陽学院の提携事業

愛媛大学工学部卒、愛媛県立伊予高校出身。太陽学院代表講師。
某大手芸能イベント会社、プログラマーを経て塾講師として太陽学院創業者である加瀬真一氏に師事。
中学時代は学年真ん中ぐらいだった成績が高校時代に培った
『逆算する勉強法』で高校3年間は学年トップに。
大学時代には成績優秀者に選ばれ表彰。
現在は一人一人に寄り添った授業を展開し生徒から厚い信頼を得ている。
小中高生向けプログラミングスクールTechChance!戸越駅前校の運営も行っている。

